次はあなたの番?未来図を描こう!
深田 つぐみ
品質保証部 品質改善課
勤続年数11年
- 仕事内容
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- 商品のパック詰め、検品、箱詰め、箱積み
- 包装機などの機械操作
- 改善チーム スタッフ
新しい考え方を広めるには?
深田さんは、製造部でパック詰めや検品、箱詰めを担当するかたわら、「改善チーム」の一員として活躍しています。製造現場での「改善」は、効率化や時間短縮、コスト削減など様々な効果をもたらします。「『こうすればもっとよくなるのに』と、製造工程に対して抱いていた“モヤモヤ”が改善によって解決できるんだ、と。まず私自身が改善の素晴らしさに魅せられました」。
ところが、深田さんが改善チームに加わった当初は、社内にまだ「改善」という考え方自体が知られておらず、なかなか共感を得られませんでした。「まずは信頼関係を築くことから始めよう、と。時間がある限り話をしに現場に出向く、困っていたら助けにいくことを心がけました」。深田さんは自身でも改善について勉強しながら、改善の意義や効果を伝え続けました。
改善を極める匠になる!
なぜ、改善が重要なのでしょう?「『こんなことで?』とささいな改善をしただけで、大きな成果を生んだり、前後の工程に大きく影響したり。予想以上の効果が出ることも多いんです。そんな時は『よっしゃ!』とガッツポーズです」。トラブルやミスをいかにゼロに近づけるか、そして再発を防止するか。追求する姿は“改善の匠”と呼びたいカッコよさです。改善チームの定例会議では情報共有を行うとともに、全工程の不具合をチェックし、新たな改善策を伝えています。
さらに丸中製菓では、全社員から改善アイデアを募集し、1位から3位までの優秀賞を選出する「改善コンテスト」を毎月実施しています。すべての改善アイデアに社長と改善チームがコメントをつけて、全社に公開しています。改善チームができてから製品ロスは劇的に減り、作業マニュアルを統一したことで生産効率が上がりました。「一人ひとりが改善の視点を持つことで、大きな目標も成し遂げられます。私の夢は、全員を『改善パーソン』にすることです」。
ベルギーワッフル
サクサクした食感がお気に入り。家族や友人からも好評です。